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12月5日(土)・6日(日)金沢流通会館(金沢問屋町センター)1F大ホールパルスにて秋の金沢展示会を開催いたします。今回は、ご好評いただきました新作CHACONNEも数を増やして展示する予定です。また、これまでよりお求め安い価格帯もご用意しました。
新作CHACONNEは、この秋にイタリアのクレモナで開催されたモンドムジカに出品し、高い評価を受けました。モンドムジカとは、ヴァイオリン製作のメッカであるクレモナにて、世界各国から製作家、ディーラー、部品や材料を扱う業者が集まり、年に一度開催される弦楽器の一大商業見本市です。今回は300近いブースが出展したそうです。業者同士はもちろんのこと、真剣に良い音を求める演奏家達とも意見交換が積極的にかわされています。
そんななか、新作CHACONNEも様々な演奏家に弾いてもらい、「すばらしい音がする!」「弾きやすい」など高い評価を頂き、中には「この楽器は18世紀以前のクレモナ製で、アマティー後のヴァイオリンの音がする」と最高の賛辞が送られました。我々が目指してきた音と楽器が認められた瞬間であると、大変嬉しく思っております。
シャコンヌでは、これまでにイタリアのオールドヴァイオリンを数多く修理修復してきました。それらの楽器を開けて中の状態を観察すると、優れた楽器ほど物理的に共鳴しやすく作られていることがわかりました。オリジナルニスを残しながら、後から修復で塗られたカバーニスを剥がしていくといった作業の中で、優れた楽器の厚みは、楽器を軽くたたいたときに出る音程が均一であるということが新作CHACONNEを製作するとき生かされています。何よりもオールド楽器の音の豊かさ、反応の良さ、表現力の豊富さに憧れ、近づきたいという思いから新作CHACONNNEが生まれました。
楽器の音の良さ、弾きやすさは人それぞれの主観があり、言葉や文字で表現するのはとても難しいものです。しかし色々な楽器を弾き比べることによって様々な発見があります。 |
私は11月6日から8日まで札幌展示会にスタッフとして参加して参りました。なかでも来場された演奏家の方が、熱心に弾き比べをされていたことが非常に印象的でした。
モンドムジカにも出品した最古のヴァイオリン、ガスパロ・ダ・サロ、オールドイタリーからはストラド、ガルネリ・デル・ジェス、モダンイタリーのファニオラ、新作イタリーのジョバッタ・モラッシー、そして当社の新作CHACONNEに至るまで、代わる代わる弾き比べていました。
私もこれだけ一気に聴き比べたことは経験がなく、それぞれの音の違いをじっくり確認し、楽器を演奏する上では何が必要で、どのような鳴り方が大切であるのかなど、大変勉強になりました。そして、改めてオールドイタリーと新作CHACONNNEの共通点を、数多く発見することができました。弾いていただいた方も、弾き比べをすることで、オールドヴァイオリンの持つ魅力を知っていただき、そして新作CHACONNEが目指していることをご理解いただけたようでした。
福岡の展示会では、新作CHACONNEを使用したコンサートも行なわれました。それぞれの楽器が共鳴し合い、音が増幅し、すばらしい演奏だったそうです。金沢展示会でも、皆さんに色々な楽器を弾いていただいて、どんな音が良い音なのか、どんな楽器が弾きやすいのか、ぜひ体験していただきたいと思います。会場にはヴィオラ、チェロも展示しますので、サークルのお仲間同士でアンサンブルしてみるのも楽しいかもしれません。
期間中15:00より社長の窪田による楽器製作のデモンストレーションと講演を予定しています。シャコンヌの展示会でしか味わえないとても楽しいお話がお聴きいただけます。
皆様のご来場お待ちしております。 |