先日、休みを利用し富山県南砺市の旧井波町を訪問しました。井波は欄間などの彫刻で有名な町です。
古い町並みを歩くと、外から職人の方々が繊細な作業をする様子を見ることが出来ます。訪問の目的は私達が日頃作業で使う刃物、それを仕立てる砥石を探しに刃物店に行きました。
道具がきちっとしていないと良い仕事は出来ません。社長の窪田にも日々「道具をきちっと仕立てなさい」「道具にはこだわりをもちなさい」と口をすっぱく指導されています。
特にシャコンヌでは、駒を形成する時、サンドペーパーや、やすりは使わずに、刃物だけを使用します。これはシャコンヌの音調整法で、楽器の音程と駒の音程を合わせるときにやすりを使用してしまうと、摩擦で焼きが入り、駒の音程を変えてしまうからです。 |
刃物だけできれいな駒を仕上げることは、とても難しいことです。そのためにも、繊細な作業がしやすく切れ味の良い刃物が必要です。私達にとって刃物は、皆さんにとっての楽器のように、大切で、いい音を出すために欠かせない物です。
今回も、刃物店のご主人に刃物の事や研ぎ方など、プロの貴重なお話を聞くことが出来ました。私達も楽器のプロとして、皆様の楽器がより良い状態であるよう提案していきたいと思っています。また、楽器でお困りのことがありましたらご相談下さい。 |