シャコンヌ春の展示会には多くの方々に足をお運びいただき、誠にありがとうございました。私も静岡展示会、富山展示会に参加させていただきました。
私達にとって展示会は、勉強をするには格好の機会です。特に技術者は、各店舗から普段一緒に仕事をしていないスタッフが参加し、疑問に思っていること、発見したことを意見交換しあいます。
特に私のように、いつも一人で仕事をしている者にとっては、貴重な時間です。我々技術者にとって一番困ることは、仕事に個性が出てしまうことです。自分の好きな音、自分の好きな方法で修理してしまうと、楽器本来のオリジナリティーや製作者の意図を壊してしまう恐れがあるからです。
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一人で仕事をしていると、知らず知らずのうちに「自分」が出てしまっているようです。今回も社長をはじめ、多くの技術者と意見交換をし、指導していただきました。やはり我々の興味は、駒の形成などの音調整が中心でした。普段は触れることのできない多くの名器を弾いて観察することにより、音に対する感覚をリセットできたように思います。
窪田の講演にもありましたが、楽器がわかるようになるためには、多くの名器に触れる必要があると痛感しています。今後もお客様にもっと楽しんでいただくことができ、我々にとっても興味深い展示会が開催できるよう企画してまいります。秋の展示会は、金沢で開催します。皆様のお越しをお待ちしております。 |