シャコンヌ東京店2006年6月の記事( 東京吉祥寺店2006年6月)のなかで、駒の絃の溝に鉛筆を塗ることについてお勧めしております。
小倉店でも以前よりお勧めするとともに、お客様の楽器を点検する際や絃交換のとき、塗るようにしています。駒の絃の溝に松ヤニの粉がついてしまっていても、鉛筆を塗るとスムースに歪みを直すことができます。

この方法を紹介・実施する前に比べるとだいぶ駒が歪んでいる楽器を見ることが少なくなったように思います。
ぜひ、皆様もお試しください。
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10月15日に北九州市立響ホールにて開催された、去年のミュンヘン国際コンクールの覇者、岡崎慶輔さん(Vn)のリサイタルを聴きに行ってきました。
曲は、モーツァルトのヴァイオリンソナタ第25番、サン=サーンスのヴァイオリンソナタ第1番、R.シュトラウスのヴァイオリンソナタ、ラヴェルのツィガーヌ。
チューニングを始める前、弓が軽くA線にふれた時のポーンと出た音が、ホール中に響き渡り、この演奏会のすばらしさを予感させてくれました。
ヴァイオリンがメロディラインの時は、岡崎さんの情熱が伝わってくる熱演でした。伴奏系になったときも、音量も音質もピアニッシモなのですが、耳に染み入るように聞こえてくるので、ピアノの伊藤恵さんも遠慮なく楽しそうにメロディを弾かれていました。まさに、「ヴァイオリンとピアノのための」協奏ソナタでした。
また、ツィガーヌの冒頭部、G線のハイポジションの音も激しさを持ち合わせながら美しく響く深い音という、一見矛盾する音が出せるのは、岡崎さんならではでしょうか。
演奏会後、交流会にも参加させていただきました。低音から高音まで美しく強い音が出ると皆さんおっしゃっていました。また質問タイムもあり、様々な質問に岡崎さんが丁寧に答えてくださっており、その誠実な人柄からあの演奏が生まれるのだと確信しました。
来年2月には、福岡市アクロスシンフォニーホールにてブラームスのヴァイオリン協奏曲の演奏が予定されています。また、その後もさまざまな演奏会に出演されることが決まっているそうです。これからの世界での更なるご活躍を期待したいと思います。
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