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2007年秋の展示会では、「共鳴」をキーワードにして、楽器・弓、また調整方法をご覧いただきました。
その共鳴についてご説明した文章の中で、弦楽器はスピーカーに例えられると書いておりました。つまり、様々な音を、様々な音量で、様々な音色で出すことができるもの、という点でほぼ同じです。
一般的なスピーカーだと、振動板(コーン紙)を振動させて音が出る仕組みになっています。振動板は通常、パルプ、また種々の材料の繊維を編みこんだ、均質の薄い紙状のものだそうです。
もし、その振動板に、硬質のニスが塗られていたら…。
もし、その振動板に、厚い木のパッチが貼られていたら…。
きっと、良い音はしないでしょう。
楽器も同じことです。
見た目がきれいになるように硬質のニスが塗られていたり、割れたところを厚い木のパッチを当てたりすると、せっかく均質に作られた楽器(=振動板)のバランスが崩れ、本来の音が出なくなります。スピーカーのように、薄くて均質だから、ものすごく強い。そして様々な表現ができるのです。
私たちは、今後もこの「余分なもの」を取り除きつつ、楽器本来の音が十分に出せるような調整を心がけていきます。
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硬質のニスを塗ったスピーカーと
厚い木のパッチを当てたスピーカー
内側に、必要以上に補強のパッチが当てられた
楽器の写真は、こちらでご覧になれます。
名古屋店2007/4/25号スタッフより
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2007年の12月は、多くの市民オケ、大学オケの定期演奏会を(はしごをしながら)聴かせていただきました。半年、もしくは1年間かけて練習してこられた、1音1音への強い思いが伝わってきました。
また、大学オケに関しては、今回の演奏会で卒部・卒団される方たちもいらっしゃいます。彼らが1年生の時から(楽器店という立場から)見守り、応援してきました。練習しているところを見学させていただいたり、展示会や練習室で楽器を選んでいただいたり…。なので、卒部される方々の演奏を観ていると感慨深いものがありました。
さて、聴かせていただいた演奏会の中で1団体、ご紹介させていただきます。
北九州市立大学管弦楽団 第1回アンサンブルコンサート
2007年12月16日(日)北九州市立大学構内 同窓会館にて。
今年度、発足したばかりのオーケストラです。でも、人数がまだ多くないので小編成のアンサンブル主体でしたが、緊張感と音楽の楽しさが直に伝わってくる演奏会でした。編成は弦楽四重奏、フルート四重奏、ヴァイオリンや木管のデュエット、金管六重奏などです。でもこの間楽器を始め、お求めいただいたばかりの学生さんの成長ぶりにびっくりしました。
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その時のパンフレットに記載された、今年で卒業される初代団長の言葉を、転載させていただきます。(ご了承済みです。)
「一人一人の自主的な活動の中からこそ、強制ではない、自由な音楽が誕生すると考えます。また、音楽が大好きな人、音楽は自分の活動の中の一つに過ぎない人、その形は様々です。これはもちろん当たり前のことです。私は、音楽という一つの手段から学ぶこと、そして音楽を通してできる絆が、団員の大学生活にとって有意義なものとなることを願います。そして音楽から学ぶこと、音楽を通してできる絆を自分以外の多くの人とも共有できるような、将来そんな楽団となれることを心から願います。」
その思いが実現し、また、近いうちに管弦楽曲を演奏できる日が来るように私も応援・ご協力させていただきます。
なお、団員大募集中だそうです。ご興味のある方は、担当の方にお伝えしますので、シャコンヌ小倉店までご連絡ください。
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