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11/7〜11/9東京吉祥寺店にて弦楽器展示会を開催いたしました。小雨の降る日が多かったのですが、たくさんのお客様にご来場いただきました。ありがとうございました。
今回の企画展示は、流派別にカルテット、トリオという形で展示しました。
まずクレモナ派カルテットとして、C.ベルゴンツィ(Vn)、L.ストリオーニ(Vn)、F.ストラディヴァリ(Vla)、A.ストラディヴァリ(Vc)。ガルネリファミリー・トリオとして、ガルネリ・デル・ジェス(Vn)、P.ガルネリ《ヴェニス》(Vla)、ガルネリ・デル・ジェス(Vc)。ブレシャ派カルテットとして、G.B.ロジェーリ(Vn)、ガスパロ・ダ・サロ(Vn)、サロ・スクール(Vla)、G.P.マッジーニ(Vc)(マッジーニは、現在、演奏家にレンタル中のため、写真<2009シャコンヌオリジナルカレンダー>での展示となりました)。トリノ派カルテットとして、G.F.プレッセンダ(Vn)、J.B.ガダニーニ(Vn)、G.A.ロッカ(Vla)、E,ロッカ(Vc)。
これらの楽器編成での演奏を聴くことができたら、きっと素晴らしい音楽が生まれるのではないかと思います。
また、トリノ派のG.A.ロッカ(Vla)、E.ロッカ(Vc)は、修理のために表板をオープンした時に撮影した写真を合わせて展示いたしました。楽器内部の各箇所に押された製作者の刻印等、なかなか見ることができない楽器内部の写真を、皆さん興味深く見ておられました。また、別のコーナーでは、表板をオープンした楽器を3本展示し、ヨーロッパで伝統的に行われている割れの修理(補強のためパッチという板を貼る―よくある補強重視の修理例―)と、シャコンヌの割れの修理(板の振動を妨げないよう和紙を貼る)を紹介しました。どちらが楽器本来の響きを損なわない修理であるかをご理解いただけたと思います。
11/8(土)15:00より、社長 窪田による講演を行いました。実物の楽器を使っての調整の実演ということで、今回も大変興味深い内容となりました。楽器は、デル・ジェス(Vn)とロジェーリ(Vn)を使用しました。完成寸前の駒をつけた状態で、会場のお客様に弾いていただき、その駒をその場で削って仕上げの調整をして、再度お客様に弾いていただきました。調整前と調整後の音量や音色、響きの違いに皆さん一様に驚かれ、音調整の効果を実感いただけたと思います。
今回、たくさんの方にアンケートにご協力いただきました。ありがとうございました。皆様のご意見を参考にさせていただきながら、次回、さらに充実した内容の展示会を開催できるように、努力していきたいと思っております。 |