12月16日〜18日の間、福岡ファッションビルにおきまして、展示会を行いました。今回初めて12月の開催でした。年の瀬がせまり、また定期演奏会などの忙しい時期でもあったと思いますが、たくさんの方がお越しくださいました。
他の会場同様クレモナ・モンドムジカに「新作シャコンヌ」を出展してきた様子を、写真やビデオ映像などで、ご紹介いたしました。ルカ・ファンフォーニ氏(来年の「新作シャコンヌ」を使用したコンサートで指揮・独奏をされます。)が、会場で強く太い音で試奏し、ご自身が使用される楽器を選ぶ様子も見て頂けたかと思います。
恒例の社長窪田の講演では、「オールドイタリーは板の強さが均一に作られているからこそ、よく共鳴し大きな音がする」ということを、これまで、ピンポン玉を弾ませて説明することもありました。ピンポン玉の厚みは薄く均一に作られているので、机に落とした時に、ポーンポーンポーンと規則的に弾みます。
今回は、表面に樹脂を部分的に塗り重ね、非均一にしたピンポン玉を用意し、試してみました。そうすると、若干でしたが、弾み方が不規則になりました。もう少し厚めに塗り重ねたりして、より非均一さをはっきりさせると、もっと弾み方も不規則になり、すぐコトコトッと止まってしまうのではないかと予測できます。(皆さんも試してみてください。)つまり、楽器も板の強さが非均一に作られていると、振動が不規則になり、減衰するのも早いと考えられます。
オールドイタリーや、同様に製作した「新作シャコンヌ」は、板の強さがほぼ均一なため、よく共鳴・振動しよく鳴るということがイメージとしてお分かりいただけたのではないかと思います。
定期演奏会を終えたばかりの学生さんもたくさん来られましたが、会場でその演奏会の曲の即興アンサンブルが始まりました。様々な楽器で弾いていましたが、新作シャコンヌのヴァイオリンやチェロが含まれていたおかげか、他の楽器の音をも溶け込ませ、音質に統一感が生まれる感じがしました。
さらに、弾かれている位置とは逆の壁際、または会場の外で、他のお客様と一緒に聴いてみると、特に新作シャコンヌの音色が様々なところに反射した音が、時間差を生じつつ広がるため、更にフワーッと空間を包み込むように音楽が流れてきて非常に美しかったです。
来年の新作シャコンヌを使用したコンサート、「ルカ・ファンフォーニとレアーレ・コンチェルト」は、響きの良い演奏会用ホールで行います。絨毯敷きで低い天井の展示会場でもこれだけの音なのに、演奏会用ホールでは、どれだけ美しい音楽が聴けるのでしょうか…と思うと私たちも寝られなくなるくらいです。
演奏会は、全国7か所にて開催しますので、ぜひ聴きにお越しください。
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