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同じ演奏家が、同じ音楽を演奏しても、楽器を替えて弾くと、楽器によってまったく異なったものとなります。すばらしく心に響き、聴く人の心を掴んで離さないものにも、ひどくつまらなく、薄っぺらなものにもなります。
演奏家の能力の差以外に、楽器の能力の差がでてしまうのは、ある意味とても酷な事です。ですから、演奏家がコンクールや演奏会等では「できるだけ良い楽器を使いたい」と思うのは当然のことと言えます。
良い楽器(優れた楽器)は、弾き手の意のままに表現することを可能にし、この上ない力を発揮します。また、良い楽器に持ち替えることで、それまでとまったく違う表現力や、テクニックが身に付きます。
プロの方はもちろんですが、アマチュアの方や、初心者の方にこそ、できるだけ良い楽器を使って演奏されることをお勧めします。先に述べたように、楽器によって早く上達するということもありますが、何よりも弾いた時の気持ち良さ、得られる満足感が大きく変わります。楽器を弾くことの楽しさが倍増し、充実した時間が得られると言っても、過言ではありません。
「弾く側の実力が伴わない」などと考えず、「楽器の実力に頼って、気持ち良く上達する」と考えるのは、とても理に叶っていると思います。(名古屋店:諸)
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