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弦楽器業界には古くから、楽器の売買があった際に、楽器店から紹介者に対する謝礼が支払われるリベート制度があります。まだ弦楽器があまり普及していない時代に、楽器店と教師が協力して楽器を紹介し、業界を発展させようと始まった制度です。
しかし、楽器が普及し多くの演奏家が海外で活躍する現代でも、この悪しき習慣は根強く残っています。
支払われる額は、購入された楽器金額の1割〜2割が一般的です。つまり、100万円の楽器なら10万円、500万円の楽器なら50万円を、紹介者は自動的に手にすることとなります。この金銭の授受は公的なものではなく、裏取引で行われるものなので、申告がなければ納税もされず、違法行為となります。
シャコンヌは1994年にリベートを完全に廃止しました。楽器業界にとって、実際に購入される人にとって、リベートを受け取る人にとって、我々自身にとって良くないことであると考えるからです。
廃止した当初は理解していただくのに苦労しましたが、現在では多くの先生方が賛同され、良いお付き合いをさせて頂いています。賛同して下さっている先生方は、本当の意味でお弟子さんの将来を考え、また御自身の倫理性を大切にされているからです。(名古屋店:諸)
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